2024/10/25 15:31

昨今、一向に「人への批判」が治まりませんね。
「炎上」という言葉がすっかり定着し、至る所でその炎上が起きています。
メディアだけではなく、身近なところでも起こっているんではないでしょうか。
なぜ人は人を「批判」するのか。
一人づつお話を聞くことが職業柄私は多いのですが、そういう人とのトラブルとか人生の不都合とかの原因の多くが「愛の不足」が原因です。
まずは親の愛だったり、パートナーの愛だったりが、自分にとっては望んでいるものとは違うこと。
もしくは愛の量が足りないというような場合です。
もうすでに大人になってしまった私たちは、子供のころの愛の不足をどうにかしようとしてももう遅いように思うのだけれど、実は私たちは「愛」をいくらでも製造できる生き物なのです。
実際に愛を受け取ってこなかったとしても、自分で作りだせるので本当は困った状態にはならないのです。
ただ「親の愛」と言うのは、自分の中にある「愛の製造機」のガソリンのようなものなので、親からそのガソリンをもらえない場合は、製造機を動かすことができないから、なかなか自分で愛を製造することができなくなってしまう。
親以外でも愛をくれる存在が周りにいれば、製造機のガソリンになるのだけど、親の愛に比べるとガソリンのパワーが違うというか、
他人の愛は「レギュラーガソリン」だとすれば、親の愛は「ハイオクガソリン」のようなもの。
下手したらハイオクよりももっと質のいい、純度の高いガソリンだったりするのです。
だから親の愛によって、子供の人生が大きく変わってきます。
でももしそうだったとしても、こどもというのは「親を愛するため」に生まれてきます。なので本来なら親の愛が少なくても大丈夫なのです。
親はこどもに愛情を渡すことが必要ではなく、「子供の愛情を受け取る」ことが親の愛の示し方です。
親が子供の愛を受け取らなかったら、子供は愛情不足となります。
大人になってしまって、親の愛が足りていない人は、「自分の愛をたくさん受け取ってくれる人」と一緒に居てください。
相手のためにしてあげたいことをさせてくれて、受け入れてくれて喜んでくれる人です。
逆に「何かしてくれる人」を選んでしまうと、愛が枯渇します。
自分のやりたいことをやらせてくれる人に、好きなだけやりたいことをやれるようになると、愛の製造機が動き始めます。
「愛とはそのままを受け取るもの」であることを忘れないでいてください^^